皆さんこんにちは。Jin君です。
引き続き「慢性腎臓病」について解説します。
慢性腎臓病では、
推定腎機能が60ml/分/1.73m2未満
という基準があります。
「腎機能」とは「腎臓のはたらき」のことです。
「心機能」といえば「心臓の働き」
「肝機能」といえば「肝臓の働き」
を示します。
では、腎臓は何をやっているのでしょうか?
腎臓には、
おしっこを作る
血を作るホルモンを出す
血圧を上げるホルモンを出す
ビタミンDを使えるようにする
といった役割があります。
「腎機能」は「おしっこを作る」ことに関わっています。
おしっこは何からできるのでしょうか?
「血液」からできます。
腎臓には細い血管がぐるぐる球状になっている部分があります。
それを「糸球体」と言います。
この「糸球体」でおしっこのもと(原尿)を血液から作ります。
「糸球体」はいわば「ザル」のようなものです。
血液をこして原尿を作ります。
血液→原尿→尿
というようにおしっこができます。
1日に血液からこされる原尿の量を「糸球体ろ過量」といいます。
「糸球体ろ過量」が腎機能です。
「腎機能」=「糸球体ろ過量」
1分間に100ml、1日144L
くらいが正常です。
なかなかわかりにくい内容だと思いますが、わかりにくいようであれば、
コメントくださいね。
本日はここまで。