前回カリウム摂取量の目標値をお示ししました。
推定腎機能 30-44:カリウム2000mg以内
推定腎機能 29未満:カリウム1500mg以内
では、具体的にはどのようにカリウムコントロールを
行ったら良いのでしょうか?
カリウムは、細胞内に多くあるということを前回お示ししましたが、
食べ物はほとんどが「細胞」です。
ですから、食事を摂る=カリウムを摂る
ということになります。
肉、魚、野菜、米、麺類
どれもカリウムが含まれます。
毎日の食事に含まれるカリウム量を計算して
1日の摂取量を守りましょう!
これは現実的に行うのはかなり困難です。
カリウムコントロールが必要な方は、
塩分コントロールも必要でしょうし、
毎日の食事でカリウム量を計算していたら、
食事をするのが嫌になってしまいますね。
じゃあ、どうやってカリウムコントロールを
行ったら良いのでしょうか?
私がおすすめする方法は、3つのステップです。
カリウムコントロール3つのステップ
①食事以外のカリウム摂取量を減らそう
②野菜の食べ方を工夫しよう
③知らずに摂っているカリウムが多い食品に注意しよう
次回からそれぞれのステップについて説明しますね。