前回カリウムが多い食品としてスイカを取り上げましたね。
カテゴリー: 食事
リンゴ 1個 360g 394mg
みかん 1個 80g 120mg
いちご 3個 78g 133mg
バナナ 1本 126g 454mg
カリウムコントロールのススメ(4)
こんな言葉を聞いたことはありますか?
「スイカは腎臓にいいよね!」
誰がこんなことを言ったのでしょうか。
これから夏を迎えてスイカが美味しい季節になってきます。
スイカを食べて、腎臓が良くなることはありません。
カリウムコントロールのススメ(3)
前回カリウム摂取量の目標値をお示ししました。
推定腎機能 30-44:カリウム2000mg以内
推定腎機能 29未満:カリウム1500mg以内
では、具体的にはどのようにカリウムコントロールを
行ったら良いのでしょうか?
カリウムは、細胞内に多くあるということを前回お示ししましたが、
食べ物はほとんどが「細胞」です。
ですから、食事を摂る=カリウムを摂る
ということになります。
肉、魚、野菜、米、麺類
どれもカリウムが含まれます。
毎日の食事に含まれるカリウム量を計算して
1日の摂取量を守りましょう!
これは現実的に行うのはかなり困難です。
カリウムコントロールが必要な方は、
塩分コントロールも必要でしょうし、
毎日の食事でカリウム量を計算していたら、
食事をするのが嫌になってしまいますね。
じゃあ、どうやってカリウムコントロールを
行ったら良いのでしょうか?
私がおすすめする方法は、3つのステップです。
カリウムコントロール3つのステップ
①食事以外のカリウム摂取量を減らそう
②野菜の食べ方を工夫しよう
③知らずに摂っているカリウムが多い食品に注意しよう
次回からそれぞれのステップについて説明しますね。
カリウムコントロールのススメ(2)
カリウムコントロールについての2回目です。
カラダの中で、カリウムの分布はどうなっているのでしょうか。
細胞の外と中では全然違います。
細胞の中は150mEq/L
細胞の外は4mEq/Lです。
カリウムコントロールのススメ(1)
こんにちは。札幌は梅雨が来たかのような気候になっていますね。
今回は「カリウム」についての話題です。
慢性腎臓病で腎機能が低下してくると血液中のカリウム値が高くなります。
体内のカリウムは、主に尿として捨てられます。
腎機能が低下してくると尿で捨てられるカリウムが減ります。
そのためにカリウム値が高くなります。
カリウム値が高くなると何か問題が起こるのでしょうか? “カリウムコントロールのススメ(1)” の続きを読む
腎臓病用の「減塩醤油」が入荷しました!
こんにちは。Zou君です。
今日は良いお知らせがあります。
一般的に販売されている減塩醤油は、
塩分は少ないですが、腎臓病の患者さんが注意すべき