投稿者: sekiya
こんな言葉を聞いたことはありますか?
誰がこんなことを言ったのでしょうか。
これから夏を迎えてスイカが美味しい季節になってきます。
カリウムコントロールのススメ(3)
前回カリウム摂取量の目標値をお示ししました。
推定腎機能 30-44:カリウム2000mg以内
推定腎機能 29未満:カリウム1500mg以内
では、具体的にはどのようにカリウムコントロールを
行ったら良いのでしょうか?
カリウムは、細胞内に多くあるということを前回お示ししましたが、
食べ物はほとんどが「細胞」です。
ですから、食事を摂る=カリウムを摂る
ということになります。
肉、魚、野菜、米、麺類
どれもカリウムが含まれます。
毎日の食事に含まれるカリウム量を計算して
1日の摂取量を守りましょう!
これは現実的に行うのはかなり困難です。
カリウムコントロールが必要な方は、
塩分コントロールも必要でしょうし、
毎日の食事でカリウム量を計算していたら、
食事をするのが嫌になってしまいますね。
じゃあ、どうやってカリウムコントロールを
行ったら良いのでしょうか?
私がおすすめする方法は、3つのステップです。
カリウムコントロール3つのステップ
①食事以外のカリウム摂取量を減らそう
②野菜の食べ方を工夫しよう
③知らずに摂っているカリウムが多い食品に注意しよう
次回からそれぞれのステップについて説明しますね。
カリウムコントロールのススメ(2)
カリウムコントロールについての2回目です。
カラダの中で、カリウムの分布はどうなっているのでしょうか。
細胞の外と中では全然違います。
細胞の中は150mEq/L
細胞の外は4mEq/Lです。
カリウムコントロールのススメ(1)
こんにちは。札幌は梅雨が来たかのような気候になっていますね。
今回は「カリウム」についての話題です。
慢性腎臓病で腎機能が低下してくると血液中のカリウム値が高くなります。
体内のカリウムは、主に尿として捨てられます。
腎機能が低下してくると尿で捨てられるカリウムが減ります。
そのためにカリウム値が高くなります。
カリウム値が高くなると何か問題が起こるのでしょうか? “カリウムコントロールのススメ(1)” の続きを読む
慢性腎臓病講座は明日開催です!
札幌は暑さが遠のいて過ごしやすい気温になっています。
いよいよ明日今年度最初の慢性腎臓病講座を開催します。
慢性腎臓病はテレビでも結構取り上げられるようになってきた病気ですが、慢性腎臓病とはどういう病気なのか、についてわかりやすく解説します。
昨年参加した方も復習だと思って参加してくださいね。
慢性腎臓病講座 5月27日に開催します!
Jin君・Zou君です。
札幌も暑い週末になっています。気温が落ち着く頃に今年度初の
慢性腎臓病の市民公開講座を
5月27日(金)
に開催します。 “慢性腎臓病講座 5月27日に開催します!” の続きを読む
循環器病対策法案:腎臓病も関係が深いです!
こんにちは、Zou君です。
Yahooニュースに、興味深い記事がありました。
自民党・公明党の議員有志が
心筋梗塞(こうそく)や脳卒中などの
予防や治療の体制強化を目指す
「循環器病対策基本法案」
の原案をまとめました。
がん対策は2006年に「がん対策基本法」が成立し、がん対策がすすみました。
一方、心臓病や脳卒中に関しては、いままで法律が整備されていませんでした。
そのために「循環器病対策基本法」を成立させ、国をあげて心血管病の対策を行いたいということでしょう。
腎臓自体は死因で
7位
なのですが、
腎臓病があると心血管病になる危険性も高くなることから、
腎臓病対策にも力を入れてほしいですね。
腎臓病の患者さんは、
いかに腎機能を悪化させないか
という点が重要ですが、さらに
いかに心血管病を予防できるか
ということも重要な課題です。
法案が成立しても実際に効果を生み出すには時間がかかりますので、自分たちでできることはどんどんやっていこうと思います。
腎臓病用の「減塩醤油」が入荷しました!
こんにちは。Zou君です。
今日は良いお知らせがあります。
一般的に販売されている減塩醤油は、
塩分は少ないですが、腎臓病の患者さんが注意すべき
「カリウム」が多めです。
Jin君のじんぞう病解説(8)血液透析
皆さんこんにちは。Jin君です。

腎代替療法は3つあって、日本では血液透析を行っている人が圧倒的に多い話を前回しました。