「セイコーマートのHOT CHEFで減塩!腎臓病の方に役立つお弁当の選び方」

「減塩が必要と言われたけれど、毎日自炊するのは大変」
「コンビニのお弁当を買うとき、何を選べばよいの?」

腎臓病の食事管理では、こうした悩みを感じる方も多いのではないでしょうか。

身近なお店で、食塩相当量を確認しながら食事を選べるようになると、忙しい日にも減塩を続けやすくなります。

今回は、セイコーマートの店内調理ブランド「HOT CHEF(ホットシェフ)」を例に、お弁当やお惣菜の選び方を紹介します。

腎臓病では、なぜ減塩が大切なの?

塩分の摂りすぎは、血圧の上昇や体内への水分の蓄積につながります。腎臓病の管理では、血圧や体液量を整えるためにも減塩が大切です。

日本腎臓学会は、慢性腎臓病の方に、一般的な目標として1日の食塩摂取量6g未満を勧めています。ただし、ご自身の目標量は主治医や管理栄養士に確認してください。[日本腎臓学会「腎臓の病気について調べる:治療」]

1日3食で考えるなら、1食あたり2g未満を目安にすると、食事を選ぶときの参考になります。

ここで気をつけたいのは、お弁当だけでなく、一緒に食べるものも含めて計算することです。汁物、漬物、追加のソース、間食などの塩分も、1日の合計に入ります。

また、減塩のために食事を抜く必要はありません。1日2食だからといって、1食3gまで無条件に食べてよいわけでもありません。必要な栄養を確保しながら、1日全体で調整しましょう。

HOT CHEFのお弁当・丼の塩分を比較

お弁当を選ぶとき、味の濃そうな見た目だけで塩分を判断していませんか?

実際の塩分量は、パッケージに記載された「食塩相当量」を確認するのが基本です。表示が「1包装あたり」なのか「100gあたり」なのかも、あわせて見ておきましょう。

動画で紹介した情報と追加情報をまとめると、次のようになります。

メニュー食塩相当量
牛カルビ焼肉丼2.1g
ジンギスカン弁当2.2g
とんかつ弁当2.2g
親子丼2.5g
豚丼2.6g
和風たれかつ丼3.0g
カツ丼3.1g
カツとじ3.1g
チキン南蛮重3.1g
さんま蒲焼き重3.1g
カツカレー3.4g

※数値は動画内の紹介値と、記事作成にあたり提供された追加情報に基づきます。現在販売されている商品の最新値を保証するものではありません。商品仕様や地域、リニューアルなどによって異なる場合があるため、購入時の表示を優先してください。

牛カルビ焼肉丼・ジンギスカン弁当・とんかつ弁当はどう選ぶ?

今回の一覧では、牛カルビ焼肉丼が2.1g、ジンギスカン弁当ととんかつ弁当が2.2gで、ほかのメニューより塩分が少なめです。

1食2g未満という目安は少し上回りますが、商品を比較するときの候補になります。

ただし、ここに汁物や漬物を追加すると、食事全体の塩分はさらに増えます。お弁当を選んだら、次に「何を一緒に食べるか」を考えてみましょう。

とんかつ弁当などで別添えのソースがある場合は、最初から全量をかけず、少量ずつ使う方法もあります。ソースを減らした分の塩分量は正確にはわからないため、「何g減った」と決めつけず、追加する調味料を控える工夫として取り入れてください。

親子丼や豚丼も、1日の食事の中で考えよう

親子丼は2.5g、豚丼は2.6gです。

1食2g未満の目安を超えるからといって、その商品を食べた時点で減塩が失敗になるわけではありません。ほかの食事も含めた、1日の合計で考えることが大切です。

たとえば昼食のお弁当が2.6gなら、1日6g未満を目指す場合、朝食・夕食・間食・調味料に使える塩分は、合わせて3.4g未満です。

この計算は、食事の組み合わせを考えるための目安です。帳尻を合わせようとして食事量を極端に減らすのではなく、主食や必要なおかずは確保しながら、味つけや汁物の有無を調整しましょう。

塩分3g以上のメニューは、組み合わせに注意

和風たれかつ丼は3.0g、カツ丼・カツとじ・チキン南蛮重・さんま蒲焼き重は、それぞれ3.1gです。カツカレーは3.4gで、今回の一覧では最も多くなっています。

塩分3gの商品を食べると、それだけで1日の目標量6gの半分に相当します。 汁物や追加のお惣菜を組み合わせる際は、食事全体の塩分に注意が必要です。

たとえば、牛カルビ焼肉丼2.1gとカツカレー3.4gの差は1.3gです。お弁当を選び替えることでも、塩分の摂取量は変わります。

また、「魚のお弁当なら塩分が少なそう」と感じるかもしれませんが、さんま蒲焼き重は3.1gです。肉か魚かという違いだけで判断せず、たれや味つけを含めた食塩相当量を確認しましょう。

これらのメニューを食べる場合も、食事を抜いて調整するのではなく、その日のほかの食事や調味料を含めて考えることが大切です。

コロッケやイカリングフライは、組み合わせで判断

動画では、お惣菜についても次の数値を紹介しています。

お惣菜動画で紹介した食塩相当量
コロッケ1.1g
イカリングフライ1.3g

※購入時は、表示が何個・何包装分の値なのかも確認してください。

お惣菜を選び、ご飯やほかのおかずと組み合わせる方法もあります。ただし、お惣菜単品の塩分が比較的少なくても、食事全体が減塩になるとは限りません。

たとえば、紹介された量のコロッケとイカリングフライを両方食べると、合計は2.4gです。さらにソースやほかのおかずを加えれば、塩分は増えます。

選んだ商品の食塩相当量を合計し、追加の調味料も含めて考えましょう。

また、揚げ物は塩分だけでなく、エネルギーや脂質も確認したい食品です。ご自身の体重や食事の目標に合わせて、量や頻度を調整してください。

腎臓病の食事は、塩分だけでは決まらない

今回の記事は、HOT CHEFの「塩分」に注目したものです。表にある商品が、すべての腎臓病の方に適しているという意味ではありません。

腎臓病の食事療法では、病気の進行度や検査結果、栄養状態に応じて、たんぱく質やカリウムなどの調整が必要になることがあります。また、食事を減らしすぎてエネルギー不足にならないようにすることも大切です。[日本腎臓学会「慢性腎臓病に対する食事療法基準(成人)」]

「塩分が少ないから、いくら食べても大丈夫」とは考えず、主治医や管理栄養士から指示されている食事の目標に合わせて選びましょう。

普段よく買うお弁当のラベルを写真に撮り、栄養相談の際に見せると、具体的な組み合わせを相談しやすくなります。

今日の買い物からできる、3つの工夫

HOT CHEFを利用するときは、まず次の3つを意識してみてください。

  1. 購入前に、食塩相当量と表示の単位を確認する
  2. 汁物・お惣菜・調味料を含めて、食事全体の塩分を考える
  3. 1日の合計と、ご自身の栄養目標に合わせて調整する

毎回完璧な食事を用意するのは大変です。だからこそ、身近なお店で選び方を身につけることが、減塩を続ける助けになります。

次にセイコーマートへ行ったときは、いつものお弁当の「食塩相当量」を見てみませんか。数字を知ることから、おいしく続けられる食事管理を始めてみましょう。

▶ 動画で見る「セコマのHOT CHEFで減塩ライフ」

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